カインホア省の省都ニャチャン（古称：カウターラ）は、かつては静かな漁村でした。ニャチャンがその風光明媚な景観や白浜のビーチ、穏やかな気候を理由に人気のビーチリゾート地となったのは、フランス統治時代になってからのことです。今では数百年の時を経た史跡や植民地時代の建物と並んで現代的な高層ホテル、遊園地、博物館、モダンなバーやレストランが立ち並び、新旧が入り混じる活気あふれる都市となっています。ニャチャンは近年、たくさんのアクティビティを満喫できる人気リゾート地へと発展しました。

ニャチャンビーチ

6kmにわたる三日月形の海岸線が広がるニャチャンビーチは、どの旅行プランにも欠かせないスポットです。ボートやジェットスキー、その他のウォーターアクティビティはアクティブな旅行者を引き付け、静かなエリアで泳ぐことを楽しむビーチ好きにも最適な場所で、遊泳専用のビーチエリアがあります。

スキューバダイビング

ニャチャンは世界有数のスキューバダイビングのメッカです。ダイビングの初心者から上級者までお楽しみいただけます。ビーチ沿いには多数のダイビングセンターがあり、カスタムメイドのダイビングツアーのほか、各種レッスンやシュノーケリングも取り扱っています。

ポーナガル チャム塔

ニャチャンで最も有名な宗教的ランドマークの一つ、12世紀建造のポーナガル チャム塔はぜひ訪れたい場所です。歴史がお好きな方であれば必見のこの史跡は4つの歴史的建造物から成り、その複雑な彫刻が施された石のファサード、段状の屋根、アーチ状の内部が見る者を魅了します。塔は今日まで仏教徒にとっての聖地であり続けています。

隆山寺（ロンソン寺）

19世紀に建造されたこの寺院は、高さ14メートルの仏像で有名です。境内の100段を超える階段をのぼった展望台からは街が眺望できます。

ダム市場

地元マーケットを散策したい方にとって外せないのがダム市場です。カイ川のそばに位置するこの市場は所狭しと並ぶ露店で活気にあふれ、周辺にはフランス統治時代の美しい建築物と伝統的な中国家屋が立ち並びます。色鮮やかな露店では新鮮な果物から魚介類まであらゆるものが売られ、ニャチャンの郷土料理を楽しむには、もってこいの場所です。

ニャチャンは、予算に合わせて宿泊施設をお選びいただけます。ラグジュアリーなご旅程をお好みのお客様にも、旅の予算を抑えたいバックパッカーのお客様にも人気の都市です。オーシャンビューを満喫できる5つ星のリゾートホテルやお洒落なデザイナーズホテルのほか、ビーチまで徒歩で行ける手頃な価格のホテルも複数あります。

カムラン国際空港（CXR）からニャチャン市中心部へは、公共タクシー、空港バス、Grab（配車アプリ）が利用できます。ニャチャンを移動する際にはタクシーでの移動が便利で安全です。

日本のパスポートをお持ちの方で、ベトナム滞在期間が45日以内である場合、ビザは不要です。（※2023年8月15日から、滞在期間が15日から45日に変更となりました。）ただし、ベトナム入国の時点で旅券の有効期間が6か月以上である必要があります。その他の国のパスポートをお持ちの方は、ビザの要否や各制度の詳細・最新情報について，ベトナム公安省出入国管理局又は在日ベトナム大使館・総領事館にてご確認ください。