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お手伝いが必要なお客さま

香港エクスプレスでは、お客様に安全で信頼できるサービスをご提供しています。弊社および提携先のスタッフがお客様のご旅行のお手伝いをいたします。状況によって旅行はストレスがたまるものです。空港や飛行機の中での体験がスムーズで快適なものとなるよう、下記のガイドラインをご確認ください。

特別なお手伝いのご依頼は、弊社のカスタマーコンタクトチームの営業時間(毎日08:0020:00)内に、WhatsApp+852 3951 7229)経由でご連絡ください。オンラインのお問い合わせフォームもご利用いただけます。その他のお問い合わせ方法については、https://www.hkexpress.com/ja/need-help/customer-care/ をご覧ください。 

おからだの不自由なお客様

車いす、杖や他の補助器具を必要とされるお客様、目や耳、言葉の不自由なお客様、知的・発達障がいのあるお客様、一時的または恒久的に病気やけがをされているお客様は、飛行機でご旅行の際に安心して、快適にご旅行いただけるようにお手伝いいたします。

おからだの不自由なお客様の多くは、特別なお手伝いがなくても安全に空の旅をお楽しみいただけます。お客様の障がい、または移動が困難であることを理由にご搭乗をお断りすることはありませんが、お客様の安全や緊急時の避難に関わる場合などはこの限りではありませんこと予めご了承ください

安全アシスタントが必要な旅行者

行動が不便な旅行者や医療的な問題を抱える旅行者で、以下の障害がある場合、旅行中に安全アシスタントが必要とされることがあります:

  • 認知障害や発達障害により、安全指示に従ったり応答したりすることができない場合
  • 重度の行動障害により、自力で飛行機から避難することができない場合
  • 重度の視覚障害や聴覚障害により、客室乗務員とコミュニケーションを取ることができない場合

安全アシスタントは18歳以上でなければならず、必要な身体的および心理的支援を提供できる人でなければなりません。安全アシスタントと一緒に旅行する旅行者は、緊急出口の列に座ることや、緊急出口を妨げる、乗務員の業務を妨げる、緊急設備の使用を妨げる、または飛行機の避難を妨げる位置に座ることはできません。

また、以下の「個人ケア」カテゴリーに属する支援は提供していません:

  • 呼吸(酸素補給に依存する場合)
  • 食事(乗務員は食品を開けて内容を説明することはできますが、食事の補助は行いません)
  • トイレの使用(旅行者が自力でトイレを使用できない場合)
  • 薬物治療(旅行者が自力で薬を服用したり医療手続きを行ったりできない場合)

移動補助器具または車いすをご利用の旅行

車いすのお手伝いが必要なお客様は、ご出発予定時刻の7前までに、カスタマーコンタクトチームまでお申し出ください。空港にご到着のその時からお客様のご要望にお応えできるよう、ご予約の際にスタッフがご案内いたします。 車いすのスペースを確保し、安全上の要件を満たすかの確認のために、こちらからチェックリストをダウンロードください。チェックリストにご記入後、ご利用の車いすの写真とともにオンラインお問い合わせフォーム からアップロードし、弊社までお送りください。弊社で確実にお手伝いできるよう、予約手続きの際に車いすの詳細をぜひお知らせください。航空機のスペースに限りがあるため、指定された期限内にお申し出いただけない場合、車いすを預入れ荷物としてお預かりできない場合があります。

チェックイン、保安検査、出入国手続きを余裕をもってお済ませいただけるように、ご出発予定時刻の180分前までに空港のチェックインカウンターにお越しください。手動車いすをご利用のお客様は、搭乗口エリアまでご利用いただけます。バッテリー式の電動車いすはチェックインカウンターにてお預けください。空港内では弊社がご用意する車いすをご利用いただけます。

可能な場合は車いすや移動補助器具の取扱説明書をご持参いただくと、弊社でお客様に最適なサポートを提供するのに役立ちます。

搭乗口にご到着になりましたら、ご搭乗前に地上係員にお申し出ください。安全に機内へご案内いたします。ご搭乗後、フライト中はキャビンクルーがお客様のお手伝いをいたします。

料金

おからだの不自由なお客様には、個人用の車いす、移動補助器具、取り外し可能な部品やバッテリーをお持ちいただいても、追加料金はかかりません。ただし、以下の条件を満たす必要があります。

サイズと重さ

以下のサイズに収まる車いすまたは移動補助器具をご利用いただけます: 長さ(L): 140 cm、幅(W): 140 cm、高さ(H): 110 cm、重さ(kg): 150 kg未満

 

 

上記のサイズおよび重さを超える車いすや移動補助器具は、預入れ荷物としてお預かりできません。

バッテリー駆動の電動車いすまたは移動補助器具と予備バッテリー

バッテリー駆動の電動車いすまたは移動補助器具とその予備バッテリーはお持ちいただけますが、危険物に関する要件を満たしている必要があります。詳細については、当社ウェブサイト「規制品目および禁止品目」をご参照ください。

お子様連れのご旅行

お子様には大人(18歳以上)の方の同伴が必要です。211歳のお子様をお連れの場合、ベビーカーや車用チャイルドシートは預入れ荷物として無料でお預かりします。預入れ荷物許容量には含まれません。折りたたみ式のベビーカーは、機内持ち込み手荷物の規定サイズ、重量以内の場合は機内にお持ち込みいただけます。ベビーカーや車用チャイルドシートのお持ち込みに関する詳細はこちらをご覧ください。

高齢のお客様のご旅行

高齢のお客様には、必要に応じて特別な援助を行っております。
フライトの出発前、飛行中、到着後に特別な援助を必要とする場合は、48時間前までにお知らせください。 
機内で安全に収納できる場合に限り、お客様は杖、松葉づえ、歩行器等、歩行器など特定の補助具を機内に持ち込むことが可能です。

乳幼児と一緒のご旅行

弊社では乳幼児をお連れのお客様も含め、すべてのお客様の安全と快適さを重視しています。乳幼児は生後7日後からご旅行いただけます。安全上の理由からひとつの便にご搭乗いただける乳幼児の人数に限りがあるため、乳幼児のご予約はオンライン、もしくは弊社コールセンターでご旅行の48時間前まで受け付けております。 下記は乳幼児とご一緒にご旅行になる際のガイドラインをいくつかご案内いたします。

  • 乳幼児とは、全旅程にわたって年齢が2歳未満のお客様のことです。
  • すべてのお客様の安全のために、大人1人(法律上の親または保護者)に対して乳幼児1人のみ同伴いただけます。同伴の方は18歳以上である必要があります。
  • ベビーカーや車用チャイルドシートは預入れ荷物として無料でお預かりします。預入れ荷物許容量には含まれません。折りたたみ式のベビーカーは、機内持ち込み手荷物の規定サイズ、重量以内の場合は機内にお持ち込みいただけます。ベビーカーや車用チャイルドシートのお持ち込みに関する詳細はこちらをご覧ください。
  • ベビーカーとチャイルドシートは手荷物許容量に関係なく、無料で預入れ荷物としてお預かりします。

お座席に関して

香港エクスプレスでは、機内でバシネット(ベビーベッド)を提供しておりませんのでご了承ください。
香港エクスプレスは乳幼児用のシートベルトをご用意します。乳幼児は離着陸時、シートベルト着用サイン点灯時は、同伴の大人の膝の上で、乳幼児用のシートベルトを着用の上、大人の方に支えていただく必要があります。
非常用酸素マスクの数の関係で、各列にお座りいただける乳幼児の人数はお2人まで、また通路を挟んだ各サイドにはお1人のみとなります。

車用チャイルドシート

車用のチャイルドシートは6か月から3歳までの乳幼児、お子様にご利用いただけます。ご自身のシートをお持ち込みになり、利用する座席はご購入ください。チャイルドシートの座席への設置は、お客様ご自身でお願いします。チャイルドシートは窓側の席にのみ設置可能です。

ご自身のチャイルドシートを機内に持ち込む場合は、以下の要件を満たしている必要があります。

  • 必ず前方向きで、幅は16.5インチ(約42㎝)を超えないこと
  • しっかりとした構造であり、もし取り外しが可能な構造になっている場合は、それぞれがしっかりと固定できること
  • ご利用の乳幼児のお客様が簡単に、素早くシートから乗り降りできるデザインであること
  • ハーネスはシングルリリースタイプであり、乳幼児の膝、胴、肩を固定でき、意図せず簡単に外れないこと
  • チャイルドシートのハーネス幅は最低1インチ(約25㎜)あること
  • 少なくとも以下の国際基準のうち一つを満たすチャイルドシートであること
    • 欧州航空安全機関 (EASA) ETSO-C100b
    • 連邦航空局 (FAA) TSO-C100, TSO-C100a, TSO-C100b, もしくは TSO-C100c
    • 欧州安全基準 ECE Regulation 44
    • 米国連邦自動車安全基準FMVSS 213
    • オーストラリア / ニュージーランド基準 (AS/NZS) 1754

概要

概要
年齢 座席

8日 – 6か月

乳幼児シートベルト (大人の膝上)

6か月 – 2 才(未満)

乳幼児シートベルト (大人の膝上)
もしくは
車用チャイルドシート

2 – 3 才

車用チャイルドシート

ケアーズ(CARES)ハーネス

車用チャイルドシートの他に、座席を購入の上、お子様の安全のために連邦航空局(FAA)より認可を受けたCARES ハーネスをお持ち込みになり、ご利用いただけます。

お子様は以下の条件を満たしている必要があります:

  • 支えなく、前向きの座席に正しく座れること
  • 身長が1m(40インチ)を超えないこと
  • 体重が10-20kg(22-44ポンド)の間であること

CARESハーネスは以下の条件を満たしている必要があります:

  • 正しいFAAのラベルが付いていること
  • 正常に機能すること
  • エアバッグシートベルトの座席には設置されないこと
  • 非常口座席では使用しないこと

機内ではお客様の責任において、CARESハーネスを取り付けください。詳細はhttp://kidsflysafe.com/をご覧ください。

特別食

香港エクスプレスのフライトでご用意しているお食事、お飲み物は、有料でご提供しています。食事制限や宗教上の制限がある場合や、お子様連れでのご旅行などの場合は、ご自身でご注意の上選択ください。またいずれフライトでも、特定のアイテムメニューをご用意できる保証はしておりませんのでご了承ください。

視覚障害や聴覚障害を持つ旅行者

すべての旅行者が安全でスムーズな旅を楽しめるようにしたいと考えています。視覚障害や聴覚障害がある場合は、追加の支援を申請するために、フライトの48時間前までにカスタマーコンタクトチームに連絡してください。これにより、旅行がスムーズで心配のないものになります。

視覚障害と聴覚障害の両方を持つ旅行者は、安全アシスタントが必要とされることがあります。詳細については、「安全アシスタントが必要な旅行者」ページをご覧ください。

盲導犬/介助犬(身体障がい者補助犬*)をお連れのお客様

盲導犬:目の不自由な方の補助のために特別に訓練されています。ここでは個人または団体で訓練を受け、国際盲導犬連盟によって認められ、同組織に登録されている盲導犬を指します。

介助犬:身体能力に不自由のある方の手助けをするために特別な訓練を積んでいます。ここでは、国際アシスタンス・ドッグ協会(ADI)と欧州アシスタンス・ドッグ協会の会員団体から認定を受けている介助犬を指します。過去に受けた訓練、振る舞い、健康、生活状態ともに高水準を保っていることを基準に、各国の保健関連当局から許認可を介助犬は、介助対象者、オーナー、パートナーとの同伴をどのような時、場所でも許可されます。

 

盲導犬/介助犬は、次の条件を満たした場合のみ機内に同伴いただけます。

 

  1. 香港農業水産保護局(以下、AFCD)が定義する介助犬(DAD)*に当てはまること。
  2. お客さまが盲導犬/介助犬の輸入/通過/乗り換えのためのAFCDの特別許可を取得していること。
  3. 盲導犬/介助犬の機内同伴について、お客さまがAFCDより事前に書面で許可を得ていること。
  4. 出発地、経由地、目的地で必要となるすべての書類/許可証の原本をチェックインカウンターにてご提示ください。

 

香港以外の国への盲導犬・介助犬の輸入/通過/乗り換えに関しては、香港民航局ガイドライン CAD800の6.4条に加え、最終目的地または乗継地の規則に従ってください。

盲導犬/介助犬のお世話および管理はすべてオーナー様の責任となります。機内において健康上、衛生上の問題が無いようにお願いいたします。また、ご旅行に際して危険が伴ったり、他のお客さまにご迷惑がかかる可能性がある場合は、ご搭乗をお断りすることがあります。

盲導犬または介助犬を同伴される場合は、ご出発の72時間前までにカスタマーコンタクトまでお知らせいただき、その後できるだけ早くオンラインお問い合わせフォームから必要書類のご提出をお願いします。出発地および目的地の両方の要件を満たす必要書類がない場合、一緒にご旅行いただくことはできません。

盲導犬・介助犬の定義に当てはまらない場合はペットとしての扱いとなり、香港エクスプレスでは運送をお受けすることができません。

*香港農業水産保護局(AFCD)によると、介助犬(DAD)とは身体能力に不自由がある方の自立を助けるために訓練された犬と定義されています。DADはおとなしく、とても従順で働き者です。DADの健康は獣医によって定期的に念入りにチェックされており、主な感染症に対する予防接種も必ず受けています。

病気やけがのあるお客様

ご旅行時に特別な医療上の手配が必要な客様は、遠慮なくご相談、お問い合わせください。すべてのお客様に安心・安全にご旅行いただけるようサポートさせていただきます。機内環境は地上とは異なるため、お客さまのご症状によっては健康に影響を与える可能性があります。お客様の健康状態が飛行機での旅行に適しているかを判断させていただくために、メディカル・クリアランス(お客様の健康状態の確認)をお願いする場合がございます。

少なくとも出発時刻の72時間前までに弊社カスタマーサポートにご連絡いただき、医師診断書等の提出をお願いいたします。

メディカル・クリアランス(お客様の健康状態の確認)

お客様の健康状態が飛行機での旅行に適しているかを判断させていただくために、次のようなお客様はメディカル・クリアランスが必要となります。

  1. 他のお客様や乗務員の健康と安全に高い危険性を及ぼす可能性がある伝染病・感染症疾患をお持ちのお客様。
  2. 最近の病気、入院、けが、手術により飛行機での旅行に支障がないか不安があるお客様、また機内での特別な医療援助なしで安全にご旅行いただくことが難しい可能性が高いお客様。
  3. 特別な医療援助なしで安全にご旅行いただくことが難しい可能性が高い、慢性的な疾患をお持ちのお客様(例:呼吸困難、不安定狭心症、末期症状など)。
  4. 機内で携帯用酸素濃縮器(POC)の使用が必要なお客様。

メディカル・クリアランスが必要なお客様は、「ご搭乗者用メディカルクリアランスフォーム」に漏れなくご記入をお願いします。パート1はお客様が、パート2は主治医がそれぞれご記入ください。全ての項目をご記入後、ご出発の少なくとも72時間前までにオンラインお問い合わせフォームからアップロードして、弊社までお送りください。

「ご搭乗者用メディカルクリアランスフォーム」は往路出発日の10日前以内に記入されていなければなりません。復路ご搭乗が往路から14日以内であれば、同じフォームが復路にも有効です。

メディカル・クリアランスが必要なお客様は、お座席を選択いただく際に、規則により非常口座席にはお座りいただけませんので、予めご了承ください。

チェックインの際に、お客様が特別な医療援助なく安全にご旅行いただくことが難しい可能性が高いと地上係員が判断した場合には、弊社メディカルサポートスタッフによってお客様の健康状態を確認させていただくことがあります。

携帯医療用電子機器(PMED)

持続陽圧呼吸療法装置(CPAP)、バイパップ(BiPAP)、携帯用酸素濃縮器(POC)を除く他の医療用電子機器は機内でご使用いただけません。

機内で医療用電子機器をご使用にならない場合は、関連規則に従って預入れ荷物および機内持ち込み手荷物として携行していただけます(「リチウム電池の持ち込み」に関する規定をご参照ください)。医療用機器のサイズおよび重さは手荷物の規定内でなければなりません。

お客様の携帯医療用電子機器が電源内蔵タイプであることを事前にご確認ください。香港エクスプレスでは機内にお客様用の電源コンセントをご用意しておりません。また、お客様が機内で所有、供給、または使用される医療用機器のいかなる損傷、その後の故障、不具合、それらによるけがに対して香港エクスプレスは一切の責任または賠償義務を負わないことをご了承ください。

携帯用酸素濃縮器(POC)

機内で携帯用酸素濃縮器のご使用が必要なお客様はメディカル・クリアランスのご提出が必要になります。以下の項目をご確認ください。

  1. 機内ではFAA(連邦航空局/Federal Aviation Administration)が認める携帯用酸素濃縮器のみご使用いただけます。
    1. 機器の背面に、「このPOCの製造者は、この機器がPOCの運送および機内での使用に関するFAA(連邦航空局/Federal Aviation Administration)認定基準のすべてに準拠していることを確認しています」と記載されている必要があります。

      または、
    2. 「FAA*認定 –- POC」の文言が取扱説明書かラベルに表示されていることが必要です。
  2. ご搭乗者用メディカルクリアランスフォーム」は、下記を含め全ての項目にご記入いただく必要があります。
    1. 機器の型式/製造社名
    2. 重さおよびサイズ
    3. お客様ご自身がお使いの機器について熟知しており、身体的にも機器を操作できること。機器に表示される警告や機器の警告音に対して、適切に対応できること。機器をご使用のお客様ご自身が操作できない場合には、その対応を行うことができる同伴者がいること。
    4. POCのご使用が必要になるフライト中のタイミング(地上走行中、離陸時、飛行中、降下中、着陸時)–
    5. POCの酸素流量は、通常の運航状態での客室の気圧を考慮して設定してください。(機内客室は高度8,000フィート(約2,438.4m)の気圧に調整されています)
    6. POCが医療上の目的でのみ使用されること。
    7. 特別な医療援助を必要とすることなく安全にご旅行が可能であること。
  3. お持ち込みの機器は、少なくとも飛行時間の1.5倍の時間はご使用いただけるよう、フル充電してご準備ください。
  4. 座席のご選択時には、バルクヘッドシート(足元の広い仕切り壁前の座席)または非常口列の座席ではPOCを使用できないことにご留意ください。他のお客様の出入りをふさがないよう、窓側の座席をご予約ください。窓側の座席の空きがない場合には、ご出発当日に搭乗をお断りすることがありますのでご注意ください。
  5. お使いのPOCは、前方座席下のスペースにお入れください(スペースのサイズ:幅41.8 cm x 高さ24 cm x 奥行50.8 cm)。機器を前方座席下に収納できない場合には機内ではご使用いただくことはできませんが、座席上の荷物棚に入れることで、機内にお持ち込みいただけます。
  6. 飛行中にPOCを使用しない場合は、電源をお切りください。

メディカル・クリアランスが必要なお客様は、「ご搭乗者用メディカルクリアランスフォーム」に漏れなくご記入をお願いします。パート1はお客様が、パート2は主治医がご記入ください。全ての項目をご記入後、ご出発の少なくとも72時間前までにオンラインお問い合わせフォームからアップロードして、弊社までお送りください。

「ご搭乗者用メディカルクリアランスフォーム」は往路出発日の10日前以内に記入されていなければなりません。復路ご搭乗が往路から14日以内であれば、同じフォームが復路にも有効です。

チェックインの際に、お客様が特別な医療援助なく安全にご旅行いただくことが難しい可能性が高いと地上係員が判断した場合には、弊社メディカルサポートスタッフによってお客様の健康状態を確認させていただくことがございます。

持続陽圧呼吸療法装置(CPAP)およびバイパップ(BiPAP)

CPAPまたはバイパップをご使用になるお客様は、メディカル・クリアランスのご提出は必要ありませんが、それらの機器が安全規則を満たしているかの確認のため、ご出発の72時間前までには必ず弊社にお知らせください。いずれの機器も、適用される規則に準じた乾電池またはジェルタイプの電池による電池内蔵タイプである必要があります。

機内でご使用になるCPAPおよびBiPAPには、少なくとも総飛行時間の1.5倍の時間はご使用いただける電池をご準備ください。機器のご使用は航行中に限られます。地上走行、離陸、着陸時には電源を切り収納するようにしてください。

注射薬および注射針

通常は、治療や機内での病状管理のための注射薬とそれに伴う器具(注射針、注射器、オートインジェクターなど)は、機内にお持ち込みいただけますが、以下の点にはご留意ください。

  1. 機内にお持ち込みになる注射器または注射針、注射薬の数は、飛行時間やお客様の健康状態に見合い妥当な量であること。
  2. 空港の保安検査場では、注射器/針と注射薬を一緒にお持ちください。鋭利な物を機内にお持ち込みになる際は、現地の安全規則や保安検査の対象となる場合があります。その場合は航空会社の管轄外となります。詳細は、該当国の保安当局および税関当局にご確認ください。
  3. 保安検査に備え、いつでも取り出せるようにご準備ください。
  4. 注射器および注射薬にはお客様のお名前と薬剤名を記載したラベルが貼ってあることをご確認ください。注射器および注射薬に適切なラベルが貼られていない場合は、お客様のお名前と薬剤名が記載され主治医の署名が入った手紙をお持ちください。
  5. お客様が医療上の理由で機内で注射器および注射薬を使用することが必要である旨を説明した、主治医の署名が入った手紙をご持参ください。
  6. 衛生上の理由により機内で薬剤を冷蔵で保管することはできません。冷蔵保存が必要な薬剤をお持ちになるお客様は、ドライアイス入りの保冷バッグや魔法瓶などに薬剤を保管してください。ドライアイスを持参される場合は、気化したニ酸化炭素が蒸発できるよう適切に梱包されたドライアイス2.5kg(4.41ポンド)未満をお持ちいただくことができます。「ドライアイス」と明記され、梱包類の重さを除いた正味重量を記したラベルを貼ってください。機内にドライアイスを持ち込む場合は、チェックイン時に地上係員にその旨をお知らせください。
  7. ジェルタイプのアイスパックも機内にお持ち込みいただけます。アイスパック1つのサイズが100mlを超えることはできません。液体・エアゾール・ジェル(液体物)の持ち込み制限における保安検査の対象となります。
  8. 使用済みの注射器(針)は専用の「シャープスボックス」にお捨てください。シャープスボックスは全便で機内にご用意しておりますので、乗務員にお尋ねください。

担架(ストレッチャー)

香港エクスプレスの航空機には担架のご用意がないため、担架によるサービスはご提供できません。

医療用酸素ボンベ

お客様が機内に酸素ボンベを持ち込むことはできません。また、弊社がお客様がご使用になるために酸素ボンベを手配したり機内でご提供したりすることはできません。酸素ボンベまたは機内での医療用酸素供給システムのご使用が必要な場合は、ご搭乗いただくことができませんのでご了承ください。

ピーナッツまたはその他ナッツ類のアレルギー

香港エクスプレスでは、ピーナッツなどのナッツ類に生命を脅かす可能性のあるアレルギーをお持ちのお客様がいらっしゃることを認識しておりますが、さまざまな要因および運航業務の制限などにより、特別にナッツフリーの環境をご提供する、またはナッツアレルギーを考慮した「ナッツ不可エリア」を設けることはできません。

ピーナッツをはじめとするナッツ類のアレルギーをお知らせいただいお客様で、特別な対応や厳格なナッツフリーの環境を必要としないお客様は、ご搭乗に際してメディカル・クリアランスは必要ございません。

ピーナッツをはじめとするナッツ類のアレルギーをお知らせいただいたお客様で、特別な対応や厳格なナッツフリーの環境を必要とするお客様は、香港エクスプレスのフライトをご利用いただけません。

恐れ入りますが、以下の理由によりピーナッツフリーまたはナッツフリーの環境を提供することができません。

  1. 機内で販売する機内食/スナックにピーナッツ製品またはナッツ製品が含まれている可能性があります。
  2. ピーナッツまたはナッツフリーの機内食をご用意することができません。
  3. 乗務員が、ピーナッツまたはナッツ類を召し上がらないよう、周辺お座席のお客様にご依頼できないことがあります。
  4. 他のお客様にピーナッツまたはナッツ類を召し上がらないようリクエストする機内アナウンスができないことがあります。
  5. 客室は定期的に清掃されておりますが、ピーナッツまたはその他ナッツ類が完全に除去されていることを保証できません。
  6. 機内の空調システムは、ナッツ類のアレルゲンを除去するよう設計されておりません。
  7. お座席周辺の清掃のために先に搭乗されたいというご要望は、運航業務上の制限がありご対応できません。

お客様ご自身で薬剤/注射器または注射針をお持ちになる場合は、「Injectable Medication and Needles(注射薬と注射針)」をご参照ください

妊娠中のお客様

ご妊娠中でも飛行機をご利用いただけますが、香港エクスプレスをご利用で、妊娠28週目に達しているお客様は、以下の情報が明記された英語の医師の診断書のご提出が必要です:

  • 単胎妊娠か多胎妊娠か
  • 妊娠週数
  • 出産予定日
  • 妊婦のお客様の健康状態が良好であり、妊娠経過が順調で合併症などがないこと
  • 旅行期間を通じて旅行に適した健康状態であること

詳細は以下のリストをご参照ください。旅行は以下の指定された時間内に完了する必要があります:

妊娠中のお客様
単胎妊娠 多胎妊娠
医療証明書は不要 妊娠27週目まで(27週+6日) 妊娠27週目まで(27週+6日)
往路の最初の出発日まで10日以内の日付の診断書が必要です 妊娠28週から35週まで(35週+6日) 妊娠28週から31週まで(31週+6日)
妊娠中のお客様は飛行機にはご搭乗いただけません 妊娠36週目以降 妊娠32週目以降

注: 旅行中に合併症がなく、同じ予約記録で復路の旅行日が 32 週 (多胎妊娠) または 36 週 (単胎妊娠) の要件を満たしている場合は、同じ証明書が復路にも有効です。

付き添い同伴のご旅行

いずれの状況においても、ご自分でご旅行の移動ができる必要があります。もしくは、ご旅程の全フライトで大人の付き添いの方同伴でご旅行ください。本ガイドラインや上に挙げられた項目をお守りいただけない場合、搭乗をお断りする場合もございます。また、ご予約の際に発生した費用等は払い戻しできませんのでご了承ください。

荷物としてお預けになる車いす

歩行がご不自由なお客様の車いすは無料でお預かりいたします。

機内で頭上の棚に安全に収納できない場合、折り畳み可能な手動式車いすは受託手荷物としてお預かりいたします。お客様の車いすを解体しなくてすむよう最善の努力をいたしますが、安全上の理由から、車いすのサイズによっては解体が必要となる場合もございますので、予めご了承ください。

お客様の電動車いすを手荷物として輸送される場合は、車いすがIATAの危険物規則書に準拠していなければなりません。IATA危険物規則所に準拠していて輸送可能な場合、フライト出発時間の1時間前までに電動車いすをお預けください。その際にはご搭乗まで空港用車いすをご利用いただきます。電動車いすは機内の貨物室に収納されます。車いすから取り外し可能な部品はすべて機内の頭上収納棚に収納されるようお勧めします。お客様の車いすを解体しなくてすむよう最善の努力をいたしますが、安全上の理由から、車いすのサイズによっては解体が必要となる場合もございますので、予めご了承ください。

液体バッテリー(非防漏型)

お客様の車いすが液体バッテリーを搭載している場合は、バッテリーは取り外し、電解液が漏れない保護ケースに梱包してください。バッテリーを入れた保護ケースは機内客室にお持ち込みください。ご到着時に、スムーズに車いすにバッテリーを取りつけるお手伝いができるよう、バッテリーのケーブルはそれぞれ色分けしたテープで印をつけるか、解体/組み立ての詳細な説明書をご提供くださるようお願いいたします。

乾式バッテリー(防漏型)

お客様の車いすが液漏れのないタイプのバッテリーを搭載している場合は、バッテリーは 搭載したままでも構いません。ただし、 車いすが不注意に動いてしまわない設計(電源を“オフ”にしてキーが抜ける、スイッチで電源がオン/オフにできる、容易にコントローラーが取り外せるなど)になっていない場合は、バッテリーを取り外し、ショートしないようバッテリー端子を保護してください。

リチウムイオン電池(Li-ion)

お客様の車いすがリチウムイオン電池を搭載している場合は、最善の方法でお客様をサポートできるよう、電動車いすがIATA危険物規則書に準拠しているか確認させていただきますので、少なくともご出発の48時間前までに弊社コールセンターまでご連絡ください。

リチウムイオン電池に欠陥や損傷がないようにしてください。 車いすは受託手荷物として輸送されます。リチウムイオン電池はしっかりと固定され、バッテリー収納部に完全に収納されショートしないよう保護されていなければなりません。バッテリーは搭載したままでも構いません。このタイプのバッテリーの場合、バッテリーのサイズに制限はありません。

バッテリーが容易に外せる設計になっている場合(折り畳み式)は、バッテリーのサイズに制限があります。 バッテリーは取り外し、ショートしないよう保護された状態で機内にお持ち込みいただき、客室に収納してください。 ワット時定各量がバッテリーに表示されているか、バッテリーサイズの換算(下記の換算式を参照してください)が必要な場合に備え、電圧とアンペア時(またはミリアンペア時)定格量のラベルがなければなりません。 予備バッテリーは機内持ち込み手荷物として、ショートしないようバッテリー端子を保護した状態で機内にお持ち込みください。 予備バッテリーは、300ワット時を超えないものを1個まで輸送可能です。各 バッテリーのサイズが160ワット時を超えないものであれば、予備バッテリーを2個までお持ち込みいただけます。

リチウムイオン電池には、バッテリーのラベルのワット時定格量を表示していないものがあります。 下記の換算式を使って、リチウムイオン電池のワット時定格量を計算することができます。

バッテリーにアンペア時が表示されている場合は、下記の換算式を使用してください:

電圧(V) x アンペア時(Ah) = ワット時(Wh)

バッテリー1個の例:

電圧10v x 28アンペア時 = 280ワット時

280ワット時は1個のバッテリーにおける300ワット時の制限未満なので、輸送可能です。

バッテリーにミリアンペア時が表示されている場合は、代わりに下記の換算式を使用してください:

電圧(V) x ミリアンペア時 (mAh) ÷ 1,000 = ワット時(Wh)

バッテリー1個の例:

電圧10v x 28,000ミリアンペア時 ÷ 1,000 = 280ワット時

280ワット時は1個のバッテリーにおける300ワット時の制限未満なので、輸送可能です。

電動車いすでご旅行をされる際には、下記のものを空港にご持参ください。

  • バッテリーの仕様が記載された車いすの取扱説明書
  • 車いすの解体および組み立てに必要な工具
  • リチウムイオン電池搭載の電動車いすの場合、バッテリーが国連試験基準マニュアル、パートⅢサブセクション38.3(UN Manual of Tests and Criteria, Part III Section 38.3)に示された試験の要件を満たしていることを証明する書類

最善の方法でお客様をサポートできるよう、電動車いすがIATA危険物規則書に準拠しているか確認させていただきますので、少なくともご出発の48時間前までに弊社コールセンターまでご連絡ください。