ラム財団と学生向けイベントを共催 - 青少年の成長と才能の育成をサポート(2021年11月)
香港エクスプレスは、創造力に溢れ、熱い思いを抱く青少年を刺激することで、将来の航空業界を担う一員になってくれことを願い、若者への教育とキャリア開発をサポートしてきました。
2021年、弊社は志を同じくするパートナー、ラム財団(The Lam Foundation)と出会い、協力して活動を行うことになりました。ラム財団は、イノベーション、テクノロジー、航空に情熱を注ぐ若者に助言、サポートを提供する慈善基金です。学生の視野を広げることを目的として、航空学に関する科学・技術・工学・数学に重点を置いた理数系人材育成プログラムを提供し、海外奨学金の提供、交換ツアーへの参加、紙飛行機の国際競技会への学生の参加などを支援しています。
2021年11月、ラム財団と協力してChung Sing School (鐘聲學校)と Yuen Long Merchants Association Primary School(元朗商會小學)の2校で共同イベントを開催し、航空に興味を持つ約180人の生徒達がイベントに参加しました。
イベントでは弊社の現役パイロットと客室乗務員が各校を訪問し、夢を追いかけてこの仕事に就くまでのそれぞれの体験やストーリーを共有したほか、生徒の皆さんからの様々な質問に答えました。その後、香港エクスプレスのボランティア達が紙飛行機大会、フライトシミュレーションの演習、客室乗務員とのロールプレイなど、航空をテーマにしたさまざまなアクティビティを行い、生徒達と有意義な時間を過ごしました。本イベントを通じて、生徒の皆さんはパイロットと客室乗務員の日々の仕事での職務や責任など幅広い内容について学ぶことができました。
香港エクスプレスの副操縦士パウロ・ネト(Paulo Neto)はイベントで以下のようにスピーチしました。
「情熱は私たちのパワーの源です。しかし、情熱だけでは十分ではありません。皆さんは情熱が生み出すエネルギーとモチベーションを、今後現れるであろう様々な逆境を克服するための努力、そしそこから回復する力に変えください。」
香港エクスプレスでは、このようなプログラムを通じて、熱意と活気に満ちた学生たちが航空の夢を追い続けてくれることを願っています。
エージェントオブチェンジへの寄付を推進する活動を開始 - 支援が必要な家庭をサポート(2021年8月)
新型コロナウイルスの感染拡大がきっかけとなり、失業率が上昇し賃金の伸びは鈍化したことにより、多くの一般家庭も前例のない経済的な打撃を受けました。ウイルスの影響を目の当たりにし、香港エクスプレスでは、2021年8月にエージェントオブチェンジ(Agent of CHANGE)と共に、寄付キャンペーンを開始しました。
エージェントオブチェンジは2015年に貧困を軽減することを目的に設立された慈善非営利団体で、香港の貧困で困窮する家庭に手頃な価格で高品質の日用品を提供することに取り組んでいます。私達は、今回緊急に支援が必要な困窮家庭に対し、タオル、ナプキン、ティッシュなど174,000を超える生活必需品を寄付しました。 さらに、弊社ボランティアスタッフが迅速な配達を実現するために荷物の配達を自ら担い、家族の皆さんと直接やり取りをました。
香港エクスプレスでは、善い行いが社会全体の喜びをもたらすと考えています。今回、 私たちのチームの力を結集して、支援が必要なご家庭にに寄付と思いやりをお届けすることができたのではないかと思います。
余剰食品を寄付し、フードエンジェルを通じて高齢者にサービスを提供 -地域社会をサポート(2020年3月– 2021年8月)
コロナ渦の中、経済的に困窮する多くのご家庭や高齢者の皆さんは、この困難な時期を乗り切るために食糧援助を必要としています。香港の慈善団体フードエンジェル(Food Angel)は、食品廃棄物と飢餓を同時に削減するために、毎日、200以上の市場、卸売業者、ホテル、レストランから余剰となった食品を集め、支援が必要な人々のために栄養価の高い15,000食以上の食事に変えています。
香港エクスプレスは、2020年以来、フードエンジェルと協力し、余剰となった食料品を寄付し、香港が多くの人にとってより良い場所になるよう、支援が必要なグループをサポートしています。これまでに、19,000を超える食べ物、飲み物を、食糧援助を必要としているご家庭や高齢者の皆さんに寄付してきました。
食料の寄付に加えて、弊社のスタッフは一人暮らしや危機に瀕している250人以上の高齢者に向けて安全で安心できる空間を提供する、深水埗地区のフードエンジェルコミュニティセンターでの食事の提供も支援しています。今後もフードエンジェルとの長期にわたる協力関係を継続し、地域社会をさらに支援していきます。
災害心理カウンセリング協会と感染症対策キットの提供-新型コロナウイルスとの戦い(2020年2月)
新型コロナウイルス発生の初期段階には、フェイスマスク、消毒用シート、手指消毒液の需要が急増し、これらの商品が手に入りにくくなり、多くの低所得世帯、高齢者、お体が不自由な方々が窮地に直面しました。
この状況に、人道支援および非営利の助言を行う香港の災害心理カウンセリング協会(PCCN)が、困窮者のサポートに動きました。 2020年2月、PCCNは香港で支援が必要な人々をサポートするためのオンラインクラウドファンディングを開始し、日本支部と協力して感染症対策の必需品を調達しました。
調達した品は、香港エクスプレスが広島から香港に1,700kg分の航空貨物として、ボランティアで輸送をサポートしました。また、貨物の到着時には、香港エクスプレスのボランティアスタッフが、PCCNと共に、現地の5つの非営利団体に調達したものをお届けするのを手伝いました。合計で15万個の感染症対策キット(フェイスマスク、手指消毒液、消毒用シートを含む)を、2週間以内に支援が必要な皆さんにお届けすることができました。
PCCNとのコラボレーションは、地域社会をサポートし、緊急な状況で迅速に行動するという弊社の姿勢を反映しています。
各パートナーとの協働により、私たちはこの厳しい時期に起こる多くの困難を乗り越えることができると信じています。